豊橋の看板屋さんのお客様の声・対談インタビュー
■ 豊橋の漢方自然薬のイバ薬局/伊庭さん
【豊橋の漢方自然薬|イバ薬局】 URL:http://www.yakkyoku.co.jp/
■ 店のポリシーを込めた、印象に残る看板に大満足
市橋さんには、お店の看板の全面リニューアルでお世話になりました。電器屋さんから彼を紹介していただいたんですが、話してみたら、中学時代の同級生だったことが発覚し、今でもネットでの集客についてのアドバイスをもらったりしています。
リニューアルの際にお願いしたコンセプトは、ただ目立つのではなく、前を通ったときにふと振り返るような、印象に残る看板にしてほしいということ。
イバ薬局は、薬を売りっぱなしにする店ではありません。何が病気の本当の原因なのかをお客様から聞き出し、その人の生活のなかで、よくない習慣は直 していくという提案までしていきます。お客様も賢明な方が多いです。病をごまかすだけの治療に疑問を抱いて来られる方もいます。
そういったことを市橋さんにお伝えすると、漢方を扱う東洋医学ということがわかりやすい、「金看板(黒地に金文字を彫ったもの)」をモチーフにしたらどうかという提案をいただきました。
昔の薬局などで金看板は見られますが、今それを作るのは、あまりに費用が高くてうちでは無理です。でも市橋さんは、「金看板じゃなくてもできる」と。
そのイメージを生かし、かつ予算内でやっていただけるのは、本当にありがたかったですね。
入口のサイドに「心」という文字を入れたのは、経験上、医療業界で一番大事なのは、お客様との心のやりとりだと感じているからです。意思疎通がうま くいっていると、患者さんが元気になるのが早い。家族や友人と同じようにお客様と付き合うので、心のぶつかり合いだよ、という気持ちが込められています。
完成したときには、調子にのっちゃいましたね。嬉しくて、用もないのに何度も外に出て看板を眺めてみたり、写真に撮りまくりました(笑)。質感も、ゴールドの文字の色合いも私の希望通りです。「心」の書体も、生き生きしていながらも上品で、ピッタリだと思います。
リニューアルに気がついたお客様には、「カッコイイね」と言われました。「私の行っている薬局は、こんな素敵な店なのよ」と自慢していただけるのは嬉しいですね。
初めて来店されたお客様に「どんな薬局か気になっていて、一度、見てみたかった」という言葉を、いただいたこともあります。なかなか手に入りにくい漢方薬も揃えているので、「ここには、ほかとは違う漢方薬がある」という当店のポリシーも伝わっていると思います。
そういう意味で、私の望んでいる以上の反応がありました。
■ ネットでの集客は、自己満足より検索を重視とのアドバイス。
実は最近、お店の集客のためにfacebookを始めたのですが、我流でやっていたので、タイトルも、かなり凝ったものをつけていたんです。でもそれでは検索でヒットせず、意味をなさないと市橋さんに教えてもらい、自己満足ではいけないと気付かされました。
それからというもの、「商売でfacebookを使うなら、こうだよ」と、ズバッと斬られています(笑)。
でも自分が困っていることに対して具体的なアドバイスをもらうことで、自信を持って店の方向性が決められますね。能力のある市橋さんが色々と気にかけてくれるだけでも嬉しいんですが、私自身も一歩一歩、確実に進化していることが実感できて、本当にありがたい存在です。
これからも、市橋さんに気持ち良く斬られながら(笑)、お互いに進化していきたいと思います。
■ 豊橋の看板集客プロデューサー・市橋求からのメッセージ
伊庭さんからのオーダーは、「町中にある、ほかのドラッグストアとは一緒にしたくない。派手じゃなく、ワンランク上の高級感も出したい」というものでした。
看板で一番セオリーは「目立たせる」ことなので、さんざん悩みましたね。何度も打合せを重ねていくうちに、徐々にイメージが固まっていきました。思考錯誤してようやくできあがった看板だったので、完成したときは私自身も嬉しかったです。
「心」の文字が入った和紙のフィルム看板も、「心が通じ合う店にしたい」という伊庭さんの思いを図面にしていきました。
でも看板屋としては、実際に集客効果が出ているのかも大切なことです。今回、改めてお話を聞いてみて、それが近い形で達成できていたのは、とても嬉しいことですね。
伊庭さんは、東洋医学の深い知識をものすごくお持ちなので、それを一部のお客様にしか提供しないのは、もったいないと思いました。インターネットを上手く利用すれば、より多くのお客様にその知識を発信できますから。
実行力がある方なので、私が軽い気持ちで言ったことを、すぐにご自分で工夫されて実践されています。そうした姿を見ていて、私なりにお手伝いができれば、と。ちなみに、そんなに「ズバッと斬っている」つもりはないんですよ(笑)。